お疲れ様でした。
*2014.09.30
突然ですが、今日は、父の仕事の一区切りの日でした。
父が大学を卒業して、特に転職もせずずっとその道で生きてはや30数年。本人も県内、県外問わず色んな場所で仕事をしてきました。
中の人が中学生・高校生の頃、家で仕事について話すことは滅多にありませんでした。というか話すなオーラが出ていたのかもしれません。
そんな状況だったので、どんな仕事をしているかあまり興味がなかったので、具体的なイメージもわかず。
ですが、中の人も働き始めてはや2年、これも何かの縁なのか、急遽お休みを取ることが出来て時間に余裕が出来たので、ひっそりと、父の働いているお店に行ってみることにしました。
盛岡から車を1時間程度走らせて、小さな田舎で働いている父の職場に到着。
いるかな~いなかったらすぐ帰ろう~なんて思っていたら、奥の方にそれらしき人影を発見。
あ~いたいた~なんて思って遠くから少しニヤニヤしながら見ていました(笑)
でも、そこでふと感じたこと。
…それは、初めて見る父の働く姿でした。その時、働いている姿への驚きと、少し誇らしさのようなものを感じました。
なんて思っているうちに、父に、突然現れた、と思われるのも恥ずかしかったため、数十秒見て、ささっと退散。
でも、ようやく初めて見た、仕事をしている父の姿になぜか少し安堵した自分。
言葉にし難いふわっとした感情に包まれながら思ったことは、
働いている姿を見られて良かった。
ですかね。
小さい頃からそういう機会がなかった中の人にとっては、心のどこかで見てみたいという気持ちが実はあったのかもしれません。
父は単身赴任をしていたので休日は自宅のある盛岡に帰ってくる度、家での休日は暇だ~暇だ~なんて言うわけです。
が、今思えばしっかり仕事が出来てこその発言なんですよね。いまさらながら痛感しています。
父の仕事の最後の週に、すごく大切な場面に出逢えた気がします。
この瞬間を逃したら、一生後悔していたかもしれません。
こういう時の巡り会わせって大事ですし、中の人はこういう瞬間に出逢うことには恵まれているのではと切に思っています。
…と少し話がそれましたが、最後に一言。
あまり普段は面と向かって言えないので…。
ここなら見てないので言える
お疲れ様でした。
そして、長い間中の人を育ててくれてありがとうございました。